iPhone 3GS 禁断のホームボタン換装!やっちまった!

今日は、アップルの創始者の一人、Steve Jobsの訃報が世界を駆け巡った。

Mac・・・。

初めて出会ったのは、僕の87年の2枚目のアルバムのレコーディングでアレンジャーでキーボードの”梁邦彦”、梁ちゃんがスタジオに白っぽい小さな箱を大事そうに持ってきた。それは、SE30だったか?Performerというシーケンスソフトを見たのも初めてだった。

モノクロの画面の動きを見てるだけで何だか、こりゃあ、面白そう!
ってことで、僕も始めてのMac、IIsi を秋葉原で購入した。

今じゃ当たり前だけど、NECのPC98とかしか、いじった事のない僕には、コンピューターから音が出るのが非常に新鮮だった。

そう、あの、起動音!ぽわ~ん!

ソフトはまず、”キッドピクス”を入れて子供と一緒に遊んだ。いちいち音が出るお絵かきソフト、スタンプの音とか、爆発とか面白かった。

いや~、Mac は面白かった!

それから2000年近辺まで、はまっていたけど、OSXの体験版を3000円も出して買ってきて、使って落胆し、Macから興味を失った。

だがしかし、Steve Jobs がその後放った~iPod、iPhone、Pixer!
どれもワクワクと楽しませてもらった、ハードは変わったけど、なんだろう?!その、むふふな感じでモノを作ってるんだなあって部分が魅力なんだなあ、apple、Steve Jobsの。だが、今後はどうなるだろう?

とにかく、少なくとも僕は、こんなにも楽しませてもらった。心から、Steve Jobs さんにお礼を言います。そして、ご冥福をお祈りします。

前置きが長くなったが、そんな日に、”禁断の3GSホームボタンの換装”なんてことをやっちまったのでした!
だって、先日もバッテリーを換装したときに、これで、「次の5が出るまで、4に行かずに我慢だ!」って4を見送っていたんです。そして、今回の4S、それも、”for Steve”という意味もあるなんていわれると少し心動くんだけど・・・。でも、悔しいわけです。初心貫徹、初心を持つことはすばらしい、みたいなことをSteveさんも言ってたし。
ってなことで、4S 欲しいんだけど、ダメなんです。5を待ちます!
なので、もう暫く快適に使うために、相変わらず不調な、3GSホームボタンの換装を行ったのでした~!!

 


一応、写真を撮りましたので、そんなことで、僕と同じようなことを考えちゃっている人のために記録しておきます。

 


というわけで、ホームボタンが不調な僕のiPhone 3GS と ネットで注文した3GS用のホームボタンスイッチ、換装の際に必要になる専用の両面シール。先日のバッテリーの交換、ミスって割ってしまった液晶などの修理のときに買った工具たちです。まず、iPhoneの箱に入っている専用の金具でSIMカードを抜いておきます。
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前面パネルを外しました。ねじ2本をはずして吸盤を使います。前回のバッテリー&液晶の交換でのやっているので、ここまでは楽勝。
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液晶を外すために、パネル側面のネジ5本と、液晶裏面のネジ1本を外します。
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同じ規格のネジだけど、こういうのって個体ごとの誤差、寸法公差があるわけだし、しかも、精密部品なので、ネジの場所が変わると、はめあいも少し変わるわけなので、後で組むときに、位置が判るように並べておきます。
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液晶と、ガラス+デジタイザー部分を離しました。
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ここで、一応、テスターで確認。元のスイッチ自体がほんとに悪いのか、再度確認。オンオフが不安定なのを確認して、作業続行。ここで、スイッチは正常に動作していた場合、わざわざ、この後の大変だろうと思われる作業はせずに、他の原因を探さないといけないので、ちゃんと確認したわけです。
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ホームボタンを取り外すためには、ガラス+デジタイザーの部分と、その下にあるフレーム部分を分けなければいけないけど、ここが、一番難しい。両面テープのようなもので接合されているらしい。
なので、剥がれ易くするためにドライヤーの熱を利用します。前回は、適当なことをやって液晶を割ってしまった。
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というわけで、恐る恐るドライヤーの熱を、おそらく両面テープで張り付いているであろう、最上部と最下部あたりを集中的に暖めては、剥がそうとするが、なかなかやっかい、少し、隙間が開いたところに指のつめを入れ、さらに、細いマイナスドライバーの先を突っ込んで、少しずつ剥がしていく。
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はがれた~!やっと~!両面のシールが、上部と下部に付いていたことが判る。
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新しい両面シールを貼るので、元の両面シールはきれいに掃除しておかねばなりません。ただ、カッターのようなものも使ったので、下の塗装が少し剥げて黒マジックのお世話になった。ここは、気をつけよう。
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ここでも、100円ショップで買った、”毛抜き”が以外に役立ちました。
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この部分にあるのが、ホームボタンのスイッチ。
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スイッチを交換しました。ホームボタンに貼り付けるための両面シールが貼ってあります。
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元のスイッチについていた、ゴム製の、ほんとに小さなクッション、2個あります、これも、少し粘着力が残っているので、新しいスイッチに付け替えます。
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ボタンを貼り付けた。
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そして、新しい両面シールを、フレームに慎重に貼り付けました。
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ガラス+デジタイザ部分を貼り合わせた。ここまでくれば一安心!
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液晶を取り付ける前にガラスに着いた指紋や脂肪分を綺麗にしようと・・・、おっ、レコードクリーナー!こんなものが僕の部屋にはあるんです。これ、なかなか優れもんだった。それとメガネ拭き。
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液晶を取り付け、新しいスイッチの動作をテスターで確認!OKだ!まっ、これは、部品単体のときにもチェックしておきましたが、念のため。
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ここまで、組みあがりました!あとは、祈るだけ・・・、Oh~Steve!!
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やった~!ホームボタンの反応にスカなし!要するに、確実に反応するようになりました!よかった~!
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換装した部品(右)。
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壊れた部品。     だれか要りますか~!   いらねっつーの!
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というわけで、無事にホームボタンが直りました。
これで、まだまだ快適に、3GSを使うことが出来ます!
iPhone 5 を待ちますよ!

3 Comments on “iPhone 3GS 禁断のホームボタン換装!やっちまった!”

  1. わたしも換装しました。わたしの場合、一度水没してしまった機種なので、液晶を固定しているネジの一つが錆て固着してしまっていたので、はずずのに往生しました。マイナスドライバーで抑えて、ペンチでぶったたくという荒技でネジを外しました。

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