歌詞”夏の日の1993”の初稿はもっと酷かった(笑)

これは1993年当時に、作詞者である一起さんから頂いたもので、紙にプリントアウトされた「夏の日の1993」の初稿です。

タイトルも当初は「夏の日のミステリー」だった事が分かります。

そして、注目すべきは、リリースされた「夏の日の1993」の歌詞と、この初稿では違っている部分が3カ所あるという事です。

これは当時のclassの所属していたオフィスの女性スタッフから強力なクレームがあったことで変更されたと聞いています。

僕たちが、この歌の本チャンのレコーディングを行っている時に、丁度社長が、”Wonder Station”というスタジオにあったピンク電話で、一起さんと連絡を取っている現場に居合わせました。

一起さんに事情を話して、3か所の歌詞を変えて貰えないか?とお願いしていました。
可笑しいことに、この時の映像も僕の撮影したムービーに残っていて、一瞬ですが以下の動画で見ることが出来ます。黒いスーツの後ろ向きの社長のシーンですが、一起さんと電話で話しています。
Youtube「class(クラス) Slowly but Surely 結構グッときます!」

上の画像を見て頂くと分かる通り、変更されたのは以下の部分です。
色々と非難されたりして物議を醸した歌詞ですが、実は初稿では、もっと激しい表現が使われていました。それも、全部、僕がメインで歌っている2番に集中しています。


① 僕の視線を避けるようにいたね ← (元)僕のまわりをうろついた君に

② 僕には合わない人だと思った ← (元)冴えない女と思っていたけど

③ 宝の山だよすべてが ← (元)宝の山だよ君は

という変更があったのですが、この初稿のまま「夏の日の1993」が世に出ていたら、ひょっとして売り上げがもっと伸びていたかもしれないと思うのは僕だけかな?

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