今度はエレピ!YAMAHA CP60 やっちまった!
今週、World Net TV が製作しているラジオ番組「堀江淳のファインミュージックアワー(コミュニティFM22局ネット/30分番組/11月末&12月初旬に全国でオンエアー2週分)」 の収録に行って来ました。
結構、やりたい放題、言いたい放題で大丈夫かなあ?と思いますが楽しい時間でした。で、その中で「工作が好きで!先日も・・・・」ということで、家にあるYAMAHAのエレピCP60を分解して素人なりに修理を試みてとりあえず直ったって事をしゃべってしまったので、証拠というわけではないけど、その作業風景を懲りずにアップしました!この作業は低い位置での単純作業だったので、腰が固まりました!ではでは。
最初の写真・・・途中から撮ったのでわけが解らないでしょうが、これは、すでに、アクション部分・・・鍵盤の動きをハンマーに伝える仕組みの塊り部分をはずしてしまったところ。鍵盤を一度全部外す必要があったので、バラバラになっている鍵盤。因みにカタログの画像はこれ。
では、作業風景をちらっと。
このように、本体の向こう側、背面?にピアノの弦が貼ってあります。そして、YAMAHAのCPは、この弦の振動をアコースティックギターでは一般的なピックアップ、ピエゾのピックアップで拾ってます。この音がなかなか良いんです。今回、このピアノ、高音部分の2つのピックアップが接触不良のようだったので、弦を外して点検修理。直りました。でも、20本くらいの弦を外した。これは、神経も使って疲れた、何せ、切ったりしたら、代わりがあるのか無いのか?無いでしょうからね。
これが、心臓部といってもいいでしょう、アクション部分。縦にしてあります。このアクションの一部分、ハンマーを叩いたあと、すばやく戻す働きをするスプリング・・・バッドフリンジスプリングって言うのかな?このスプリングを固定している細い組紐、フリンジコードがあっちこっちで切れているのでコレを直します。
見えるかなあ?オレンジで囲ったあたりの茶色に変色した紐なんだけどね。
これだと、解りやすいかな。
さて、紐を全とっかえ!76箇所!
で、その紐というのが問題なわけです!これは、ピアノの修理材料や工具を扱っている卸屋さんでしか手に入らないし、素人には売ってくれない!なので、似たようなものを、ネットでいろいろと探し、様子を見ました。
結局は、吉祥寺のユザワヤに行って、何か無いかあ?手芸に使うものなら似たようなものがあるだろう!ってことで、見つけました!ポリエステル製アジアンコードという紐、0.8mm、まさにばっちりな品!160円。接着剤も悩んだけど、あるピアノ修理のHPの写真に見つけたのがこのセメダイン・ホビー用!これでOK!
まずは、片側をとめました。こういう風にしたらいいと、どっかのHPに書いてあった。
76箇所です!あ~、腰いた~!
長さをそろえてカットしもう片方を固定しました。同じく76箇所だ。
ハンマーを取り付けて、フリンジコードにスプリングを掛けて行きます。この作業が一番しんどかった。お~腰がぁ~!!!!
そして、元の場所に組みました。うまくいった。ここで、鍵盤の一つ一つについている、ネジを調整して、ハンマーの動きを微調整した。かなり良くなった。
そして、欲が出てきてね~。どうも、出力に発振のような、つ~っていうノイズが少し乗ってるのね・・・!原因が不明なので、とりあえず、コンデンサー類を全部変えてみるか~ってことで秋葉原へ。
コンデンサー類、オーディオ用買ってきた。俺ねえ、こういうエレクトリック部品みるとねえ、萌えるんだわ。変体じゃね。でも、綺麗だよなあ、こういう部品て。
だけど~、全部変えても、直らなかった。なので、最後の手段として、プリアンプ部をシールドすることにした。かつて、テレキャスターの改造の時に使い残った銅板テープと、ファイラーのアクリルシートを使って工作。これが上手くいった~!!ノイズ消えた!というわけで、早足で作業を見ていただきました。ね、ほんと、馬鹿でしょ。
さて、世の中にはいろんなHPがあります!今回はこのページが参考になりました。
凄いですよ~!このページを見ると、「ピアノ」の見方が変わりますよ。
ぜひ一度覗いてみてください。
ピアピット・ピアノ修理のページ
あと、今年は他に、Technicsの名機といわれた・・・SB-X25のスピーカーエッジの製作と交換、ってのをやってるんだけど、マニアックすぎて載せようか悩む。
また、気が向いたら。
それと、新品のドラム式洗濯機が、ドアを通らずに、ドアの外で分解して入れて、中で組み立てた時のインターバル撮影の映像なんてのもあるので、これも気が向いたら。
ほんと、バカですねえ。
そして、堀江淳ちゃんと!1960年生まれの同級生ですが、6年も先にデビューされている業界では大先輩!
実は、淳ちゃんをはじめて知ったのは・・・俺が京都に居るとき、1981年の夏、”BALビル”というビルの屋上ビアガーデンで、DJのバイトというのを紹介されてやっていた(ぜんぜん喋れないDJだったけど)。ある日、俺の知らない、堀江淳という人の”メモリーグラス”をいう曲のリクエストが会場からあったので、いつものようにジャケットを眺めながら、初めて聴いたその歌声に腰を抜かしたのを今でもはっきりと記憶している!え~っ、これ男なんか~?!って。日浦孝則、デビューまであと6年の夏であった!
くわしい感想はアメブロのところに書きましたが
誤・・・プリンスメロンイコールまくわうり
正・・・プリンスメロンはまくわうりのハーフ
以上訂正とお詫びでした。
>しもやんへ
今、ちょうどコメントに返信していたところだったよ。
ピアノ修理、馬鹿じゃろ?
先日、書籍や書類をデジタル化していて、”One Night Love Again”の曲中で使われなかった歌詞を発見したよ。これで、また、リメイクもありかなあ?なんて。
会いたいねえ!
凄いですね!
>陽子さんへ
ご視聴ありがとうございます!
楽しんで頂けましたか~、嬉しいです。
そうですね、また、続編もあると思います。
あの番組、ファインミュージックアワーが中心になってかかわったミュージシャンのコラボ・ライブとかやろうってことも話されていました。それは、楽しみです。
いや~、そのクラビノーバ直したいですよ~!オクターブ単位ってことは、そのブロックの信号を送る配線に不具合がありそうで、チョロッとのことで直りそうですよね。
今度、萌えるような写真でも送ってください。
ラジオ、とっても楽しかったです。
続編希望(^-^)/♪
うちの23歳のクラビノーバも直してくれませんか?
オクターブ単位で音が出ません。
かなり萌える品かと思います。
今度のライブ会場に搬入しときます(嘘!)