お気に入りソング系かきもの (My Favorite 10 など)
(1994年あたりの書き物です。)
MY FAVORITE ALBUM BEST 10
☆Elton John“Live in Australia”
Elton Johnの名曲中の名曲を選りすぐり昔のアレンジのままでのライブレコーディン グ。昔より洗練されたパフォーマンスは聞き応え充分!“僕の歌は君の歌”など…まさ に僕のバイブル的アルバムです。
☆Michael Bolton“Time, Love&Tenderness”
楽曲として特に気に入ってるのは、前作の“Soul Provider”の中のグラミー賞受賞曲 の“How am I supposed to live without you”だけど、アルバム全体的にはこのアルバムの 方が気に入っている。聞き応えのあるボーカルアルバム。
☆Jachson Browne“Running on empty”
古き良き時代の音楽とでも言うべきか、これを聞くと何故か落ち着いてしまう“Stay” などで聞けるDavid Lindleyのボーカルが楽しい。
☆Roxette“Tourism”
Roxetteのワールドツアー最中に、各地でその場所に合わせて以前の曲を再アレンジし新たに録音されたものと、ライブ録音が収録されている。Roxetteのライブでの魅力を充分味わうことが出来る。ハーモニーやアレンジのアイディアが個人的にとても栄養にな る。こんなポップでいい意味で下世話なバンド最近いない。
☆Boz Scaggs“Silk Degrees”
多くを語る必要は無いだろう。“We`re all alone”のような名曲を死ぬまでに絶体書きたい!
☆Steve Winwood“Back in the highlife”
“Higher Love”大ヒットした。この曲はアレンジ、メロディーめちゃかっこいい。演って楽しそう。
☆The Police“Every breath you take”
アルバムタイトルの名曲“Every breath you take”を含むPoliceのベストアルバム。“Every breath you take”はこれほど簡単なコード進行でこんな素晴らしい曲が出来ることの見本のような名曲。多くの作家もこの曲の構成やメロディラインを盗んだものだ。
☆Haward Jones“One to one”
Hawardの名曲“No one is to blame”が“Phil Colins”のプロデュースで再収録されている。前バージョンよりリズミカルでかっこいい。
☆Paul Williams“Just an old fashioned love song ”
僕の中ではEltonと並んでPaul Williamsは神様的存在。このアルバムは彼の名曲が多数 収録されている。なにか煮詰まると僕はこれを聞く。多くのミュージシャンがカバーした“We`ve only just begun”が特に好きだ。
☆Crowded House“Don`t dream it`s over”
ワイルドでいて優しいアコースティックロックサウンド。そしてメロディーがすばらしい。“Don`t dream it`s over”は永遠の名曲。
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「ここがいーんだな!」日浦11選
#1 ‘落陽’の間奏
まず思い付いたのは、吉田拓郎‘’ LIve`73’に収録されている‘落陽’の間奏。この間奏はすべてがオカズのようなチト河内のドラミングと拓郎のギターのカッティングに引っ張られて汗くさいグルーブが2コーラスが終わったところでブレークしたあとアコースティックギターのカッティングだけになる、そこから始まる高中正義のソロ。これがきっかけで僕はエレキを弾き始めギタリストになりたいと思ったほど。
これバイオリン奏法から始まるのです。いまでこそ当たり前のこの奏法ですが、当時高校生だった僕にはこの奏法がまったく未知の音でどうやってこの音を出しているのか皆目見当がつかずいろんな人に聞きました、アンプのボリュームをめいっぱい上げて、弦にちょこっと触ってフィードバックさせてるんじゃないか?ボトルネックを使ってるんじゃないか?とかでも違う。たまたま弾いていたギターがストラトキャスターだったこと幸いした。高中氏もサンバーストのストラトだったとおもうけど、このギターのボリュームのつまみに小指がたまたま触れた。‘あっ’これだ!小指でボリュームを動かしながら弾いていたのか!こんな事にさえ当時はすごい発見をしたように小踊りしたものだった。
そしてこの間奏はそのバイオリン奏法(またはボリューム奏法)のあとくさいマイナーのスケールを組み合わせたなんのへんてつのないフレーズなんだけれど、なにか日本的なんです、そしてチト河内のフィルインに導かれて関を切ったように間奏は展開していく。僕はこのフレーズをバイクに乗っていて骨折した手の包帯から出ていた薬指と小指だけでコピーしたくてしたくてコピーした。
#2 パープルレイン / Prince
このバラードは大好きです。これでもかともりあげるエンディングのコーラスとギターソロに見られるような計算され尽くした下世話さ、ジャーニーやボンジョビですら勝てないのではとおもいます。
#3 ボストンのMore Than a Feeling
スペーシーな12弦ギターのアルペジオから始まるこの曲のイントロ部分とツインギターのメロディーラインと音色、それは今までのディストーションサウンドとは人味違う知性を感じたのです。当時ギターのエフェクターは今ほどバリエーションはなかったと思います。リーダーのトムシュルツは研究熱心でレコーディングの方法論とかギターの音色などのハードウェアの面からも興味を持たせてくれたアーティストです。
#4 Let it be
僕が初めて意識して聞いた洋楽だと思う。ここから僕はポップスに目覚めて行ったのです。この曲のコード進行はベースが一音ずつ下りてくるのですが、このコード進行は後の僕の作品の中に腐るほど出てきます。この曲のメロディーとポールの歌声は共に僕の重要な音楽的幼児体験として体に残って生き続けています。
#5 Imagine / ジョンレノン
単純なコード進行なのにそのコードの意味を最大限に生かしながらメロディーが流れていってそのメロディーの音符のひとつひとつが正確に心を打つ。シンプルがどんなに難しいことかこの曲を聞く度に思います。イントロのピアノのフレーズは永遠のものでしょう。
#6 Every Breath You Take / POLICE
この曲のギターのアルペジオが好きだ。‘add 2’の音をうまくつかってとてもメロディアスなフレーズ。この曲以来、僕は使えるところには全部‘add 2’のコードを使うようになった、単に‘C’よりは‘Cadd2’みたいにね。このコードは僕にとって‘拡がり’を出す調味料になるんだよね。
#7 Your Song
この曲は小さい頃から慣れ親しんだ曲だったのですが、その歌詞を二十歳を過ぎて訳してもっと好きになりました。2コーラス目のサビ前に‘You see I`ve forgotten if they`re green or they`re blue. Anyway the thing is, what I really mean. Yours are sweetest eyes,I`ve ever seen.’というのがあるんですが、これは「君の瞳の色は緑色だったか、青色だったかは忘れてしまったんだ。だけど、これだけは言っておきたいんだ、君の瞳は僕が今まで見た中で一番きれいだった。」みたいな。 こんな、酒でも飲まなきゃ絶対に言えなかったり、書けなかったりするようなこの表現がとても好きです。
#8 ポールウイリアムスとキャロルベイヤーセイガー
この二人はとても僕の中では似ている。両者とも普遍的な素晴らしいメロディーメイカーであることを謙遜するような頼りない歌声に、人間的な温かいものだとか親密感を持たせてくれるところが好きです。
#9 ピーターフランプトン
ピーターフランプトンの‘Baby,I love your way’の歌い出しの部分のメロディーが大好きです。ベースラインが一音づつ下りてくるのとは対象に駆けあがるおいしいメロディー。こうゆうポップスさが僕の目指すポップスです
#10 佐野元春 SOMEDAY
佐野さんの吐き捨てるようなハスキーなボーカルスタイルは好きです。そしSOMEDAYですがこの曲は1コーラスの構成がすごいのです。普通の曲の構成は,A,A`,B,C,って一般的ですがこの曲は、A,A’,B,B’,C,D,D’,みたいなとても雑多な構成なのですが、これが聞いてるととてもシンプルに聞こえてくるのはメロディーのつながりの良さに有ると思います。
#11 ‘オリビアを聞きながら’
この曲は尾崎亜美さんの曲です。亜美さんの曲で他にも‘メロディーだけで感動してほしい’というコメントのあった‘Tender Lights’と言う曲もすばらしいです。この曲のスネアにかかっている超ロングリバーブは当時デジタルリバーブがまだあまり普及してない時代だったので興奮しました。話しを戻して、‘オリビア、、’ですがこの曲は転調をしまくる歌い出し部分なのですが全然自然なんです、そしてサビの一番おしまいの‘まぼろしを愛したの、、、、’の‘まぼろし’の‘し’の音に行き着くためにの出来ているような曲です。そしてその音に来るまでの曲の展開が素晴らしい、完璧です。
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*彼女と別れた時に聞きたい曲 Best 10
No.1 ジョニーBグッド / チャックベリー
どんな辛い事があっても、この曲を聞きながら酒でも飲みゃ、もう体が自然にリズムを刻みだし、別れた恋人の事なんてふっ飛んでしまう…..ならいいけど?。
No.2 End of the road / BOYZ ・MEN
エディマーフィー主演映画‘ブーメラン’のサウンドトラックアルバムに収録されてる曲で日本でも大ヒットした。3拍子が心地よく、すばらしいコーラスに泣きのボーカルを聞けば一緒に泣いてしまうでしょうか?。
No.3 やさしく唄って / アンマレー
ローバータフラックモ唄ってますが、アンマレーノ方が優しい気持ちになれそうなのです。とても穏やかな心で彼女との想い出をしばし振り返ってみるにはうってつけの曲です。
No.4 哀愁のヨーロッパ / サンタナ
タイトル通りに哀愁漂うサンタナのギターが傷ついた心を慰めてくれるでしょう。
No.5 I will always love you / ホイットニーヒューストン
映画‘ボディガード’の挿入歌。映画はお粗末過ぎて、ケビンコスナーがアルバイトしてるのかと思った程だったけど、結局この曲のプロモーション映画だったのだと納得。ここ最近ない素晴らしいメロディーの曲で、どんな時に聞いてもよいのです。
No.6 Get back in love again / 山下達郎
ゴージャスな達郎さんの歌声と‘もう一度僕を愛して’という歌詞に深くうなづいてしまいそうなバラードです。
No.7 青い影 / プロコルハルム
何はともあれ、この曲を聞けば素直になれるのです。くやしさや、悲しさ、そんなすべてのムシャクシャした気持ちは昨日に捨ててまた新しい恋を見つけようって思えるかも。
No.8 How am I supposed live without you / マイケルボルトン
マイケルボルトンと言えばこの曲と言っても過言ではないでしょう。‘君なしの未来なんて考えられない’とでも訳すのでしょうか。そう言う意味ではこの曲を聞くと少し辛くなるかもしれませんが。
No.9 We are all alone / ボズスキャッグス
タイトルを訳せば‘私達はみんな孤独’って事で何の慰めにもなりませんが、この曲を聞きながら悲劇の主人公になってどっぷり悲しみに浸かれば翌朝は元気になるでしょう。ホンマカイナ。
No.10 そして僕は途方に暮れる / 大沢よしゆき
そのまんまでスミマセン。シャレで聞いて下さい。