弦楽レコーディング後半(大田文化の森ホール1日目)
みなさん、暑くなってきましたがお元気ですか~!
僕の方はやっとニューアルバムの音源も完成して一段落というところです。
バタバタしてして遅くなりましたが、弦楽レコーディングの後半のレポートをしていきます。
渚カルテットとの弦楽レコーディングは、残すところあと2日となった4月23日、この日からは”大田文化の森ホール”でのレコーディングです。
(大田文化の森ホール)
”大田文化の森”は、大田区にあり、JR大森駅から徒歩だと15分くらいのところにある公共施設です。その中にホールがあります。まだ新しい建物で、地下に駐車場があります。
1日目は13:00から、央彡くんが予約してくれているので、開館30分くらい前に着いたけど、やっぱり入れない。
外はいい天気で気温は25℃のかなり暑い日。だが地下の駐車場に太陽の光は届かずヒンヤリ。
どうするべ~?と思っていると、エンジニアの玄ちゃんと央彡くんが、玄ちゃんのワゴン車のシートを対面にして、ミニあずきパンをつまみながら和んでいたので、乗り込んで休憩。
そのうちバイオリンの渚ちゃんもやってきて談笑。
ワゴン車の天井もルーフウィンドウでガラス張りなので、桜の木の下に、この車を止めたら良い感じだなあ、とか思っていたら開館の時間になりました!
エレベーターで、1階ホールの舞台へ機材や楽器を運びます。綺麗なホールと舞台です。まずは、マイクなど機材のセッティングです。
いつものようにマイクをセッティングしています。そして写真の下の方に見える、8つのつまみの付いた機械、これは玄ちゃん愛用のGRACEのへッドアンプ!
前回、うちのレコーディング・ブースに導入したGRACEのヘッドアンプを紹介しましたが覚えてますか?あれの親みたいなもんですね、高いですよ~!
というこで、大田文化の森ホールでの初日のレコーディングが始まりました。
(渚カルテットの4人(左)とアレンジャー&本日のディレクター、青山くん。
この日は、Remind Song、ガラス越しの虹、Blue Signal の3曲を無事収録。
大田文化の森ホールでは、渚カルテットは舞台の中央、エンジニアの玄ちゃんとディレクターである青山くん、そして俺は、反響板と呼ばれる舞台上に設置された仕切りの外側、即ち、舞台袖に居るのでお互いの様子が見えない。
そこで活躍したのが、”Face Time”と呼ばれるiPadやMACに導入されているテレビ電話!
どういうことかというと、なんと、上の写真のように、Facetimeを使用して、反響板のこっちと向こうという超短距離でのテレビ電話なんですね、これで、少々の時差はありますが、お互いの様子をモニターしてました!これは、央彡くんのアイディアです。
そして、俺の秘密兵器は、”イヤモニ”!これは普段、ライブで自分の歌やギターをモニターするために使ってるものだけれど、今回は、レコーディングのモニター用に使った。
こいつはワイヤレスなので、弦カルのレコーディングをしながら、ビデオを回したり、写真を撮ったりしている俺は、ディレクター席のヘッドフォンで行動を縛られることなく、ほとんどホールのどこにいても、録音状態や再生をモニターすることが出来てとても便利だった。
エンジニア、玄ちゃんの作業スペース。ここでPCにレコーディングしていきます。
というわけで、日浦孝則2012年ニューアルバム「コーヒーがりがり」のレコーディング、後半の1日目の様子でした。
ところで、昨日、ジャケットのイメージもほぼ決まりました。
予約も既に、アマゾンや全国のCDショップで受け付け開始になっているのでよろしくお願いします!
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Takanori Hiura New Album 2012
~ コーヒーがりがり ~ with 渚カルテット – 収録曲 – 1. Remind Song |
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ポスターもプレゼント! |
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2012.7.6 リリース予定!(VSRC1025) 税込み定価 2,500円
2012.5.17 全国CDショップにて予約受付開始! 発売元:Vanilla Sky Records 販売元:株式会社アメイジングD.C. |