YのGibson J-45 が~!
先日から多少上ずったY!から電話が頻繁に入っていたのだが・・・。遂に完成したらしい!
今日の電話ではもう最初の一分間は話がさっぱり判らないというか、日本語を喋っとらんぞ~!屋敷~!というぐらい興奮してた。
何かというと!
俺の今年のリリースアルバム「俺達がいたあの夏」のタイトルトラック「俺達がいた夏」(多分、今流れてるBGM)でも、あの1976年の夏と、この曲をつなぐものとしてレコーディングに広島から持ってきてもらったGibson J-45(参照記事:J-45と”俺たちがいたあの夏”)のリペアが終わったらしいのね。
しかも、2年待ちは当たり前というギター工房:”Guitar Craft Odyssey”の樋口氏による革新的なリペアが行われた模様です!
いや~、リペアが始まったときに、まず、フレット交換の動画を見せてもらったんだけど、その緻密なギターへの養生や工法に驚かされた。
J-45というと、弦高を2本のスクリューねじによって簡単に変更できるという、アジャスタブル・ブリッジの機能を持ったものが多いけど、この屋敷のJ-45もそう。
で、拓郎さんが大好きな屋敷は、先日の拓郎展で拓郎さんのJ-45のブリッジがアジャスタブルではなくて、埋められて固定サドルに変わってしまっていたのにショックを受けていて・・・、「ねえ~どうしよう、アジャスタブルのままが良いと思う~?、埋めちゃお~か?」などと相談してくるわけですが、「そりゃ~、元気です!や御伽草子の頃見ていたJ-45が欲しかったんじゃけん、アジャスタブルじゃなけりゃニコニコできんじゃろ~!」って、屋敷は見た目が大事じゃけんねえ。
驚いたことに、樋口さんは、「アジャスタブルサドルの外観を残したままでTUSQ化」という方法で、屋敷の変態的趣向を涎がでるほど満足させたのであります。
ギター工房~オデッセイ~Gibson J-45
これは、必見です!
俺も、弾いてみたいぞ~!もう一回レコーディングし直すか~屋敷~!
弦高の調整、サドルも各6弦に対してそれぞれピッチ調整されているわけだから、元のスクリューねじはノン・アジャスタブルな装飾になった。