日浦孝則のシネマ・パラダイス(福井のタウン誌"月刊ウララ"に連載したものです。)
(1995年あたりの書き物です。)
日浦孝則のシネマ・パラダイス
Part 1 ~映画とはほとんど無縁な少年時代編~
こんにちは! classの日浦です。はっきり言って、そんなに映画に詳しいと言うわけではないけど、僕は映画が好きです。
暇が出来ると行きつけの酒屋で辛口の赤ワイン、伊勢丹の地階のチーズ売場でカマンベールチーズをかって来て、楽しみにしていたビデオを見る!これが僕の至福と時かもしれない。すみません、レンタルビデオ専門なんです。映画館で映画を見たのは数えるほどしかないって事はちょっと恥ずかしいけど、この際それはおいといてと。
僕は瀬戸内海に浮かぶ大芝島という島で生まれ育った、人口は当時500人ほどで、縮尺5万分の1の地図にやっと載ってるくらいの小さな島です。うちの家の回りに日浦という姓の家が20軒あったので。「日浦さ?ん」って呼ぶとみんな出て来ちゃうって感じの島です。 はじめて映画を見たのは、安芸津という本土の小さな町の映画館。ふだんその映画館は、“にっかつピンク映画3本立て”って感じのとても魅力的な映画館。
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