IMG_3508
previous arrow
next arrow

コーヒーがりがり:その12「ふるさと」

M12:ふるさと 作詞、作曲:日浦孝則 編曲:篠崎央彡


短いトンネルを
抜けたら 窓の外 拡がる
眩しく光る海
そこが僕のふるさと
幼い日のぬくもりも
優しかった あの笑顔も
歳をとる その度に
ふるさと 遠く想い馳せる

・・・

さあ、いよいよやってきました。
このアルバムで一番想いを込めた作品です。

昨年の夏のツアー、僕のライブをいつも見てくれている広島の友人が言ってくれたんです。

「日浦さん、瀬戸内海育ちだから、海の歌、瀬戸内海の歌とか有っても良いんじゃないですか~?」って。

おれも、その言葉には大いに納得することが出来て、作り始めたら、ずっと前からそこにあったような感覚でささっと出来てしまったんです。
とても気に入っています。

そして、初めてですが、レコーディングでオープンチューニングを使った!
これは、最近練習していたあるアコースティックギタリストのコピーをしていたんだけど、その影響が大きいです。

アコースティックギターに関して言えば、最近、いや今年は特にですね、その奥深さにはまってます。

この曲こそ、YAMAHA FG-580がぴったりでした。ものすごい良い音です。Strings:渚カルテット

実は、ここ半年間ありとあらゆるチャンネルで探していたギターをつい最近遂に手に入れたんです。
いや~、それは、ほんとに幻に近いお宝ギターでした。今、一生懸命弾いてますが、ほんとに音が良いんです。
このギターによってまた、新しい楽曲や新しい何かがきっと出てくると感じています。どうぞ楽しみにして下さいね。
 
それと、あと、このアルバムを一緒に作った”渚カルテット”のみんなといよいよ12月に弦楽クリスマスライブがあります。
さらに、俺のライブでは珍しいんだけど、ゲストとして、林明日香ちゃんが来てくれることになりました!
これは、とても良いライブになりそうです!是非聴きに来てくださいね!

詳細、予約お申し込みは「ライブ」のページで。

コーヒーがりがり:その11「聖夜」

M11:聖夜 作詞、作曲:日浦孝則 編曲:青山政憲


賑わう街は 今年最後の
お祭り騒ぎに浮かれ
押し合う人の群に紛れて
君の頬にキスした

はしゃぎ疲れ 隠れるように
車に飛び乗ったら
二人きりの Silent Night

今日が特別な日だからって
言うわけじゃないけれど
君に出逢えたこと誰かに感謝したくて
心からそう思う

・・・

class の頃に発表したお気に入りのクリスマスソング。

実は、この曲とM5:Holiday 2012versionは今回、実は訳ありなんです。もし可能であれば、classのアルバムでの、この2曲の作詞、作曲のクレジットを見て貰うといい。
そうすると、そこには、作詞、作曲がclassになってる。
これは、当時の戦略的な事情によりそうなってるんです、今となってはそれを大変後悔してます。
もちろん、両方とも日浦孝則の作詞作曲です。
他にもこのようになっている楽曲はあと10曲程度有ります。
そこで、かねてから、JASRACや出版社での登録を何とか正しく作詞作曲、日浦孝則に戻せないか?そうだなあ、もう3年前くらいからやってたんです。
表記を変えるチャンスは、唯一、CD等でその曲を再公表するときにだけ有ることをを知りました。
そこで、そのチャンスを密かに狙っていたんですが、今回、そういう意味では、とても良い機会だったと思います。
そして、この再公表によって、JASRACや出版物での表記は修正されました。
でも、簡単じゃなかったですよ~。非常に大変でした。
でも、数年間の想いがやっと認められてほんとに良かったです。
自分の作品を自分の作品として表示出来ないのは、長い間、やはり悔しかったです。

この曲のギターは自分でも意外ですが、YAMAHA FG-580ですね。多分、深い音が良かったんでしょう。

Strings:渚カルテット

コーヒーがりがり:その10「コーヒーがりがり」

M10:コーヒーがりがり 作詞、作曲:日浦孝則 編曲:篠崎央彡


春はまだ遠く 凍った道に雪がちらほら
今日は少し寒いけど um いい天気
イヤフォンからは 作りかけの唄の録音
用事を済ませ自転車で 信号待ち

歩行器代わりの車椅子 ヨロヨロ押してく婆ちゃん
無表情で通り過ぎた その後ろ姿を見ていた
もしあれが 君の 数十年後の姿で
子供達も忙しくて 僕もいない 孤独な日々だとしたら

そうだ 出来るだけ元気でいよう
お酒もほどほどに ワインはお祝いの時だけにしよう
笑顔ひとつ 大事にしよう
穏やかな時間を 喜びに変えよう
そんなことを 思いながら
コーヒーがりがり 君に

・・・

今年の3月頃、雪がちらほらと舞い降りる肌寒い日。

最寄り駅まで自転車で行ってきて用事を済ませた帰り道。

家の直ぐ近所で信号待ちをしていたとき、僕の視線にギリギリ入るところで何かが動いているのに気づいて顔を向けた。

すると、それは、歩行器の代わりなのだろう?車椅子を押しながらヨロヨロと僕を後ろを通り過ぎるお婆ちゃんだった。

暫くそのお婆ちゃんの背中を見ながらふと思ったことがある・・・。

もしも、あの姿が、数十年後のかみさんの姿だとありえる範囲で想像してみた。

おれは、もう、居なくて、子供達も忙しくてあんまり密に関わっていなくて、こうして、午後には決まって散歩がてら、その道をヨロヨロと歩いている。

そんなことを想像していると、何だか切なくなってきたのでした。

!そうだなあ、体が元気ってやっぱし大事だなあ。

何気ない時間を一緒に当たり前のように今過ごしているけど、実はこれも、とても幸せなことなんじゃないか~!?って。

家族で一緒にご飯を食べる。
居間で何となくテレビを家族の誰かと見てる。
コーヒー豆をがりがりしてコーヒーを煎れる。
「コーヒー出来たよっ!」ってかみさんにコーヒーをあげる。

それって、やっぱり、幸せなことだ!

この曲のギターは、Burny BJ-60 というとても珍しいギター。
この件に関しては話すと非常に長い話になるので、また機会があったときにでも。Strings:渚カルテット

コーヒーがりがり:その9「ガラス越しの虹」

M9:ガラス越しの虹 作詞:横山 武 作曲:日浦孝則 編曲:青山政憲


海に降りる階段で
夜を見つめてる瞳が哀しい
君は君が思うほど
強くないからキスをあげるよ

まるで君の身代わりに
湿った潮風 雨に変わってゆく

いつか ガラス越しの虹をつかまえてみたい
このまま生きてゆけるなら
今は 吐息ひとつさえも
愛してることを忘れないでいて

・・・

この曲も、お宝の中にあった曲、この曲は1989年の頃に書いた曲です。とある縁で知り合った、横山 武くんの作詞。横山くんには、class の頃にリリースした「遠い夏」という曲でも詩を書いてもらっている。
 
ギターは、Gibson J-45。Strings:渚カルテット

コーヒーがりがり:その8「One Hope, One World」

M8:One Hope, One World 作詞、作曲:杉山TOM 編曲:篠崎央彡


どんな時代に生まれても
見上げる空は ひとつだけ
どこの町に住んでいても
見上げる月は ひとつだけ

君におやすみと云える夜が
続くことがたった一つの
僕のしあわせ

One Hope, One World
One Hope, One World

・・・

この曲は自分では、2度目の収録。最初は、ISLANDという1999年にリリースしたソロアルバムに入っている。

この曲は世界の平和を願った曲で、ライブのアンコールで歌うことが多い。

これを、昨年2011年12月に実験的に渚カルテットと一緒の初のライブを行ったんだけど、その時にこの曲に弦のアレンジを央彡くんにしてもらって演奏したところ、これが非常に良かった。そこで、今回のアルバムには是非入れたいと思っていたわけです。

ギターは、YAMAHA FG-580。美しい曲にこのギターは合うなあ。Strings:渚カルテット