日浦孝則のL.A.レポート
1995年にGBで連載したものです。
*ロスへいくぞ!
機内は結構込んでいた。僕達はエコノミークラスの最前列で、すぐ前がビジネスクラスの席なんだよね。カーテンで仕切られるようになっていて、食事時とか、何かある度にスチュワーデスさんが、そのカーテンを2?3分閉めてまた開ける。その度に僕達は何だ何だ?と顔を見合わせてはキョトン。いったい何をしてるのかなあ?今度、海外に行く時は、あの“カーテンの向こうの秘密?”を知るべくビジネスクラスでいきたい。
7月27日、成田18:00発、そして同じ日の13:00着、快晴、アメリカの玄関口“ロスアンゼルス空港”に着く、時差の関係で過去の時間にさかのぼったわけだ。
先月のニューヨークの旅に続いて2ヶ月の間にアメリカの二大文化都市を見れるなんて!ありがたい。“音楽が僕をここまで連れてきたのさ、うんうん。”と勝手に思い込むひとときがありましてシャトルバンに乗り込む。
さて、ロスといえば“青い空!”、“背の高い椰子の木!”、イメージのままの風景が窓の外を流れる、そして通りには“ファラフォーセットメジャーズのような女の子がいっぱい(東野純直君が言っていた。)”…..これは残念ながら違っていた、みんな不健康なくらい太ってるっすよ!